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「自分でできる」より「みんなができる」方が何倍も価値がある。考え方の変化が成長のきっかけに。【理念体現賞 受賞者インタビュー】

四半期に一度、インターゾーンの「企業理念を体現し、経営にもっともインパクトを与えた社員」に贈られる「理念体現賞」。今期1人目となる受賞者は、BPO事業部セットアップチームの平松 彩佳(ひらまつ あやか)さんです!

2017年に入社し、新人研修後からずっとセットアップチームで実力を発揮していた平松さん。今回理念体現賞に輝いた要因は何だったのでしょうか?ご本人にお話しをお伺いしました!

インターゾーンの中で自分のやらなければいけないことが見えてきた

──理念体現賞、受賞おめでとうございます! 受賞されてみて、感想はいかがでしたか?

正直、すごく驚きました。ノミネートのメンバーが発表されたときに私の名前が入っていましたが、他の人になるだろうと思っていたので私の名前が呼ばれたときはうれしいより先に「なんで?」という気持ちでいっぱいでした(笑)

──受賞の際のコメントを見てどのようなことを思いましたか?

入社して4年目で初めて理念体現賞を受賞しました。最近になってやっと業務にも慣れてきてその中で自分のやらなければいけないことが見えてきた気がしていたんです。

私のいるセットアップチームはデータ業務を行う部署ということもあって、与えられた範囲内で業務を精一杯こなしていたのですが、だんだん業務に慣れてきたこともあって少し気持ちに余裕が出てきました。最近では固定概念にとらわれずに自分にできることはやってみようと動くようにしてみようと思って業務をするようにしたんですよ。

今回の受賞では他部署の方々からコメントをいただいていたので、私のそういった気持ちや行動の変化を感じて評価してもらえたのかな?と感じてうれしかったです。

「自分で何でもできる」ことはすごいことではない。「周りと協力する」ことで得られたチームマネジメント力

──平松さんのチームはたくさんのスタッフがいると思いますが、マネジメントで何か心がけていることはありますか?

実は私は去年の終わりごろに体調を崩して、一時的に仕事をお休みさせてもらった時期があったんですよ。それまでは「自分で何でもできてしまうこと」が良い社員であり、リーダーの仕事だと思っていたので、あまりメンバーに仕事を任せずにむずかしいことは自分でやってしまおうという気持ちで作業を行っていました。

そんな状態で業務を回していたので私しかできない業務がたくさんありました。なのに私が急に休みに入ってしまったんですよね…。結局、引継ぎもできずに残されたメンバーがすごく苦労する結果になってしまいました。メンバーから苦情を言われることはなかったですが、絶対に大変だったと思うんです。

だからその時思ったんです。優秀なリーダーって「自分で作業をなんでも進められる人」じゃなくて「全員が作業できるように環境を整えられる人」なんだなって。そこからはもし私以外の人が何かあって休みに入ったとしても、メンバーが困らない組織を作り上げようというように考え方が変わりました。

──考え方を変えたことで何か変化はありましたか?

自分しかできない作業を全員でできるようにしよう!と思ったときに、作業の標準化のためにやらなければいけないことが増えるかな?と思っていたのですが、実際に行ってみると思っていたのとは全く逆に進むことが多くて驚きました。というのも打ち合わせの段階や作業手順を考える段階からほかのメンバーに入ってもらうことで、あらかじめ疑問が解消できたり、やりやすい方法を提案してくれたりするので作業の効率があがるんですよ。周りに頼るという判断をしてチームをマネジメントし始めたら、円滑に進むことが多くなっていって…。なんで今まで頼ってこなかったんだろうって思うようになりましたね(笑)

「クライアント目線」を心掛けることで作業の方法が変わった

──業務をするうえで心がけていることはありますか?

今まではセットアップチームのデータ業務を行うという業務上の特性もあり、定型的な業務をうまく回す方法に重点を置いていました。個人情報を沢山扱うような仕事をしているのでミスがあってはいけないという思いが強く、営業からの「こういうことはできない?」という定形外の要望をお断りしてしまうこともしばしばありました。そのせいで社内で衝突もあったりして…。

でも最近は「その要望をしてきているクライアントの本当に実現したいことは何なんだろう?」ということに目が向けられるようになってきたんです。営業から「〇〇できない?」と相談されて「それはできません」ではなく、「なぜそれをしたいんですか?」と詳しく聞いていくと別の方法で改善できることが存在するんです。私から「だったらこうしませんか?」と提案するとうまくいくこともでてくるようになって…。少し目線を変えただけでクライアントに提供できることの幅が広がって、クライアントにとってのインターゾーンの価値も上がっていく。私もインターゾーンの商品の価値を上げる力になれたらなって思うようになりました。

誰もやめない、チーム外にもほめてもらえるセットアップチームを作りたい!

―今後、平松さんがやりたいことがあったら教えてください!

セットアップチームって派手な業務をしているわけではないので、あまり社内からスポットライトを浴びることがないんですよ。でも今後はどんどんチームのメンバーがこんなに活躍しているんだってことを社内に知ってもらいたいなって思っています。やっぱり自分のしている仕事を社内のほかの部門の人から認めてもらえると嬉しいじゃないですか。どんどん社内にセットアップチームの良さを知っていってもらって、誰もやめないような組織が作れたらいいなって思っています。

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