こんにちは!インターゾーン人材開発部です。
今回は、「BPaaS事業ってなに?」といったテーマで社長インタビューを行っていきたいと思います。
「インターゾーンの事業内容」について知ることができる記事となっております。ぜひご覧ください!
※本内容はYouTube「インターゾーンちゃんねる」の動画内容を記事化しています。
※記事の内容は2025年7月に撮影したものです。現在とは異なる部分がございます。
ヤマダ)
カガミヤマさん、ここ最近インターゾーンが事業を「BPaaS」って呼ぶようになったじゃないですか。
あれって一般の人からすると、あんまり聞き慣れない言葉だと思うんですけど、そもそもBPaaSってどういう意味なんでしょう?
カガミヤマ)
BPaaSっていうのは、SaaS(サース)とBPOを掛け合わせた造語なんですよ。
つまり「SaaS × BPO = B-PaaS」ですね。

ヤマダ)
なるほど。そのBPaaSという言葉、どこで思いついたんですか?
カガミヤマ)
僕が思いついたわけではないんです。BPaaSという言葉自体は少し前から世の中に出始めていたんですが、
実は去年、知り合いの社長と食事をしていた時に「これからの時代はBPaaSだよね」という話になったんです。

その社長のビジネスは我々とは市場もサービス内容も違うんですが、SaaSをやっていることとBPOをやっていることが共通していて。
そこから「そっか」と思い、BPaaSについていろいろ調べ始めたんです。
調べれば調べるほど「これってインターゾーンの事業そのものだな」と思うようになって、
我々の事業定義を「BPaaS」として改めようと決めました。
ヤマダ)
もともとやっていたことが、後から聞いたら「BPaaS」という言葉にぴったり当てはまったということですね。
インターゾーンをあまり知らない人にとっては、「どんなところがBPaaSそのものなのか?」というのが気になると思うんですが、そのあたりはいかがですか?
カガミヤマ)
インターゾーンは「カーアフターマーケット」という業界に対して、
顧客管理システム「gNOTE(ジーノート)」を提供しています。
同時に、コールセンターや事務局といった代行業務──いわゆるBPOも行っています。
これらの代行業務は、お客様の現場の業務の一部を担わせていただくということ。
つまり、現場の業務フローに深く入り込んでいるのが大きな特徴なんです。
ヤマダ)
なるほど。
カガミヤマ)
以前は「SaaS × BPOの事業をやっています」と説明していましたが、
この表現だと「それぞれのサービスを提供しています」で終わってしまう。
一方で「BPaaS」という言葉を使うと、
それらのサービスを通じて現場業務をイノベーションしていく──
ここまで踏み込んでいる、という感覚を伝えられるようになったんです。

ヤマダ)
つまり「インターゾーンのBPaaS」は、単なるBPOやSaaS提供にとどまらない、ということですね。
カガミヤマ)
そうですね。BPaaSという言葉はまだ新しいので、明確な定義があるわけではありません。
だからこそ、今回インターゾーンとして自分たちなりの定義を設けました。
それが「SaaSとBPOを活用し、業務フローを再構築することで高い生産性を実現し、最終成果の向上を目指す」。
ここが我々の定義です。
ポイントは、現場業務をしっかり取り入れながら、生産性と成果の両方を追求することですね。
ヤマダ)
ただのサービス提供ではなく、目的に踏み込んでいるということですね。
でも、業務フローまで実際に踏み込む必要があったんでしょうか?
カガミヤマ)
最近よく「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を聞きますよね。
多くの場合、DXというと「システムを導入して業務を変える」といった話で終わるんですが、
実際の現場ではそれがうまく機能しないことも多いんです。
例えば、ある業務をタブレット化したとします。
「これで業務が楽になりますよ」と言って導入しても、
他の仕事は紙のまま残っている。

結果的に、かえって面倒になってしまうことがあるんです。
そうなると本末転倒ですよね。
だからこそ、現場でどんな業務が行われているのか、
その全体像を把握する必要がある。
さらに、業務の前後関係まで理解しないと、本当の意味で効果のあるDXは実現できない。
ここにたどり着いたのが大きなポイントです。
ヤマダ)
なるほど。現場の業務フローまで踏み込む。
それは、お客様も本当に求めていることなんでしょうか?
カガミヤマ)
今、日本の多くの企業が人手不足に悩んでいます。
特に自動車業界ではその傾向が顕著で、経営課題の最上位に上がるほど。
だからこそ「できるだけ人手をかけず、むしろ減らしても成果を維持・向上したい」というニーズが非常に強い。
私たちは、システムやBPOの提供だけでなく、
それらを活用して現場業務をどう変えていくか──そこまで踏み込んで支援しています。
これはお客様自身からも求められている部分ですね。
ヤマダ)
つまり、仕組みを提供するだけでなく、現場の仕事のやり方まで関わっていく。
一般的なIT企業のイメージとは違いますね。
カガミヤマ)
そうなんです。
今回「BPaaS」という事業定義をするにあたって振り返ってみたら、
実は創業の頃からずっとBPaaSをやってきたんだなと思いました。
山田さんも覚えていると思いますが、最初の事業はメールマーケティングでしたよね。
ヤマダ)
そうですね。
カガミヤマ)
当時は、メール配信システムを提供しながら、
現場で嫌がられるメールのライティングや、紙で集めたアドレスの入力などもすべてこちらで代行していました。
場合によっては、お客様からの返信メールまで対応していました。
つまり、システムとBPOをセットで提供していたんです。
その際も、店舗の店長さんと「こういうメールを送るから、来店時にはこう対応してね」といった話をしていましたよね。
そうした現場への踏み込みこそが、今の私たちのDNAだと思っています。

ヤマダ)
なるほど。インターゾーンは創業当初から、すでにBPaaS的な事業をやっていたというわけですね。
カガミヤマ)
そうです。根本の考え方は今も昔も変わっていません。
ヤマダ)
では最後に、今後の展開について教えてください。
カガミヤマ)
ここからは「AI」でしょうね。

AIはシステムとも相性がいいし、BPOとも非常に相性が良い。
これまで人手で行っていた作業がAIに置き換わっていくケースがどんどん増えていきます。
店舗でスタッフが行っていた業務をAIが代替することも出てくるでしょう。
そうなると、前後の業務や全体像を理解している企業こそが、AIをうまく組み込めるようになる。
現場を理解している我々だからこそ、AIを活用した業務イノベーションができると考えています。
ある意味、時代がやっと追いついてきたな、という感じですね。
ヤマダ)
AI時代が、いよいよインターゾーンの事業にフィットしてきたというわけですね。
楽しみです。
本記事を通して、インターゾーンに興味を持っていただいた方がいましたら、是非ご連絡お待ちしております!(面談は選考要素なしなのでお気軽にご連絡ください!)
今後も引き続き、座談会やインタビュー企画を通して会社について紹介していきたいと思うので、是非楽しみにしていてください!!
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