こんにちは!インターゾーン人材開発部です。
今回は「30代の女性執行役員がいかにして誕生したのか」をテーマに、管理本部本部長のナカムラさんと、彼女を任命したカガミヤマさんにお話を伺います。
30代でインターゾーン初の女性執行役員誕生した秘話を詳しく知れる記事となっております。ぜひご覧ください!
※本内容はYouTube「インターゾーンちゃんねる」の動画内容を記事化しています。
※記事の内容は2025年9月に撮影したものです。現在とは異なる部分がございます。
ヤマダ)
まずはナカムラさん、役員就任から1年ほど経ちましたが、おめでとうございます。
ナカムラ)
ありがとうございます。もう1年経ちましたね、随分経った気がします。
ヤマダ)
視聴者の皆さんに、「執行役員」とは一般的にどういうものか教えていただけますか?
カガミヤマ)
法律的な明確な決まりはないのですが、会社法上の「取締役」とは異なり、「普通の従業員の最高位」という形です。
基本的な考え方としては、権限を分散させ、「その部分に関する執行責任はこの人にありますよ」という立ち位置ですね。
ヤマダ)
なるほど。ナカムラさんは管理本部長になって1年、仕事内容に変化はありましたか?
ナカムラ)
執行役員という点では大きな変化はありませんが、管理本部長としては変わりました。
もともと人材開発部の部長として人事の責任者をしていましたが、管理部全体の責任者になったことで、労務や経理など、今まであまり関わっていなかった領域の実務も見るようになりましたね。

ヤマダ)
カガミヤマさん、今回ナカムラさんを抜擢した背景には、どのような社内体制の状況があったのでしょうか?
カガミヤマ)
ちょうど1年前に「本部体制」を敷くという決定がありました。
組織が大きくなってきたので、社長が全て決めるのではなく、ある程度本部長が決裁しながら進めていく組織体系にする必要があったんです。
その中で、人材開発と管理部を統合する必要性は感じていたものの、「誰がマネジメントするのか?」という問題がありました。
ヤマダ)
その状況で、ナカムラさんを任命しようと考えた決め手は何だったのですか?
カガミヤマ)
選択肢としては「私がやる」という案もありました。
ただ、管理部の実務まで入り込むと本部体制を敷いた意味がなくなってしまいます。
そんな相談をしていたら、ナカムラさんが「私が見ますよ」と言ってくれたのが一番大きかったですね。

ナカムラ)
(笑)
カガミヤマ)
「ナカムラさんであれば大丈夫だな」という安心感があったので、お願いすることになりました。
ヤマダ)
普段の仕事ぶりを見ていて、その安心感はすでにあったわけですね。
カガミヤマ)
そうですね。社歴も長いですし、ずっと一緒に仕事をしてきた中で、彼女のジャッジメントの「フラットさ」を見てきました。
偏りがなく、「会社の目線」を十分に分かって判断を下せる人なので、彼女に任せるのであれば大丈夫だと。
ナカムラ)
ありがとうございます。あまり面と向かって褒められたことがないので(笑)。
動画用だからではなく、普通にそう思っていたから、それだけなんですけどね。
カガミヤマ)
ヤマダさんも付き合い長いじゃないですか?ヤマダさんが上司、ナカムラさんがメンバーみたいな形でやってきた期間も長かったですよね。
ナカムラさんのことを見ててどうですか?
ヤマダ)
人材開発部では割と上司部下というよりは、もうほぼパートナー的に動いてもらってたなと思います。
大体枠の方針さえ決まっていれば、ナカムラさんはもう1人で課題を見つけてきて、自分で考えて走り出しちゃうことができるので、安心して任せていられました。

一言で言うと、丸投げをしてました!
そんなナカムラさんは、社長から役員就任の話があった時、率直にどう思いましたか?
ナカムラ)
正直な感想としては、あまり深く考えずに言葉にしました。

実務的な面で、私はすでに人材開発部の責任者をやっており、人事と管理部はつながりが深いです。
管理部メンバーとの連携や特性もある程度理解していたので、「私でもやれるかな、やってみよう」というスタンスでした。
ヤマダ)
その「あまり深く考えずにやってみよう」というスタンスは、いつ頃芽生えたものですか?
ナカムラ)
入社してからずっとですね。きっかけというよりは、「自分ができる、組織の中で求められる役割をきっちり果たそう」という考えです。
組織が小さかった頃は人が足りない部署への異動も多かったですが、「自分が力を発揮できる場所がある」というのはありがたいことで、周りも評価をしてくれたりするので!
人が足りなくて困っている部署があるなら、業務内容は関係なく、どこでも働くつもりです。
ヤマダ)
その役員になる直前の人材開発部というところでは、具体的にどんなことを考えて仕事をしてました?
ナカムラ)
人材開発部の発足のきっかけが、「入社後の定着率の悪さ」や「組織の不安定さ」だったので、まずはその課題感をなくしていくこと。
さらにそこからは、プラスアルファで「さらに良い組織にしていく」というのを心がけて取り組んできてはいましたね。
ヤマダ)
ナカムラさんは「30代」という若さで、しかもインターゾーンでは初の「女性」執行役員ですが、社内で女性管理職比率などの意識はあったのですか?
カガミヤマ)
いや、全くないです。ゼロですね。
インターゾーンはもともと女性が多い会社ですし、古い大企業のように女性比率を気にする観点がそもそもありません。
今回の人事も、フラットに考えて「ナカムラさんだな」という結論に至っただけで、30代で初の女性執行役員というキャッチーさを狙ったわけではありません(笑)。

ヤマダ)
なるほど、完全に実力での抜擢だったわけですね。
では最後にナカムラさん、執行役員としての今後の抱負をお願いします。
ナカムラ)
抱負というほど大それたものはありませんが、「やるべきことをやります」。
管理本部として、働く従業員の皆さんの環境づくりや、組織拡大に伴う歪みを整えていきたいです。
個人的には、役職が欲しかったわけではないので、今後もポジションにこだわらず、会社に求められる役割があれば柔軟に受け入れていくつもりです。
カガミヤマ)
必要であれば営業でも行きますよってことですね(笑)。
ヤマダ)
会社のリアルが伝わるお話、ありがとうございました!
コメント