【新卒入社社員インタビュー】営業本部 副本部長 佐藤 亮
営業本部 副本部長 佐藤 亮(サトウ リョウ) 2017年新卒入社
入社当初は営業に従事。新規営業活動以外に関係の薄かった既存取引先のフォロー活動を社内で一番に取り組み、取引先との関係性構築、現場活動のあり方についてを実践で身につける。当初より数値化が得意で現場活動の意味づけを数値ベースで展開。それらの知識を活かし、入社4年目にしてマネジメント職に就任。現在はAI領域における新たな事業創りに奔走している。
現在のお仕事内容について教えてください。
主に3つの軸で活動をしています。一つ目は営業本部の副部長として、大手企業様を中心としたサポート業務、二つ目にインターゾーンの営業活動を促進させるためのマーケティング活動、三つ目に来期から始まる新規事業の立ち上げ準備です。
マーケティング活動とはどんなことをしているのですか。
当社のサービスを知っていただくためのウェビナーを定期的に開催し、その集客のためにメルマガ配信を行ったり、また実際のサービス活用事例を掲載するオープンページの運用や、クライアントからよく来るお問合せをネット上で完結できるようにgnoteのヘルプサイトを開設して社内業務の負担を軽減したりする活動を行っています。
来期から始まる新規事業とは何ですか。
AI事業部という新たな事業部を立ち上げる予定です。現在はそのプレ期間として生成AIを使ったソリューションについて様々な可能性を探っているところです。
例えば、クライアントの現場で日々提出している日報を自動化したり、スタッフ育成のための研修組みやテストの出題~採点までをAIに任せられるようにしたり。インターゾーン社内でも、クライアントからの問い合わせ内容をスプレッドシートに自動で書き出してボタン一つで該当部署にエスカレーションできる仕組みを作ったり…社内外問わずAIを使って課題解決できる仕組みやサービスをこれから作ろうとしています。
AIに着目したきっかけはなんだったのでしょうか。
以前取り組んでいた副業がきっかけでした。当時女性をターゲットにした社会人スキルアップのためのオンラインスクールを運営する会社で副業をしていて、生徒さんから来る質問をAIが回答するというサービスを提供していたんですね。それをみて、インターゾーンでもgnoteの仕様についての問い合わせが飛び交っているし、何度も同じ質問が来て回答している様子をみていたので、これをAIに集約してしまえば社内の工数削減にも役立てられるんじゃないかと思ったんです。
そこから事業化に至るまではどのような経緯があったのでしょうか。
近年生成AIの市場はどんどん拡大していますし、先ほど述べた例だけでなく、実際にクライアントからも最近AIが来ているけどどうなの?とか、問い合わせも多くいただくようになりまして、カガミヤマさん(代表)ともお話して、これは事業として立ち上げて推進していこうという判断に至りました。
新卒で入社したリョウさんですが、インターゾーン入社の経緯を教えてください。
実はインターゾーンに就職する前、別の会社で内定が決まっていました。東京にあるスタートアップだったんですが、もう群馬から引っ越しもしてインターンをしていたんですよね。その会社はかなりハードで朝から深夜まで働くスタイルでした。1日に300件とかひたすらテレアポをして仕事をとってくるということを毎日のようにやっていて、気付いたら15人いた同期が4~5人くらいしか残っていなかったです。私は成長環境を求めてその会社を選んだので、当時はがむしゃらに頑張っていたんですが、これを今後もずっと続けるのか?とふと我に返ることがあり、家族にも心配されていたので、辞めようかなと考えるようになりました。
そんな時に相談に乗ってもらったのがインターゾーンの社長カガミヤマさんでした。カガミヤマさんとの出会いは就活イベントだったんですが、そのイベント自体は起業をして学生の就活支援をしている私の友人が運営をしているもので、毎月のように私もその手伝いにいっていたので、何度か会って話はしていたんですよね。私のインターンの苦労話もよく聞いてもらっていました。なので辞めようと思ったときもすぐにカガミヤマさんにLINEで相談して、お昼に連れて行ってもらったんですが、事情を話すとその場で「うちに来れば?」と言ってもらえて…それがきっかけでインターゾーンに入社することになりました。
入社後はどんなキャリアを辿ったのでしょうか。
営業職として入って、研修が終わって2ヵ月目からはとにかく上司や先輩とたくさん訪問先をまわりました。当時はエリア別で担当を持っていたんですが、1年目のうちから九州エリアのリーダーも任せてもらいました。4年目になるタイミングでは、新規開拓と既存対応とで部門が分かれることになったんですが、既存対応(カスタマーサクセス)部門で責任者を務めることになりました。若いうちから役員と一緒に商談に行って貪欲に営業スキルを吸収していきましたし、出張数も社内で一番で受注もたくさんとれて実績を出せていたので、その頑張りを認めてもらえたんじゃないかと思っています。
そんな中つらかった瞬間はありましたか。
プレイングマネージャーの難しさを感じましたね。事業が軌道に乗って取引先も増えていく中で、まだサービス化していないものが動いたりするとその開発やサポートで付きっ切りになるのに、リーダーとしてメンバーのマネジメントもしないといけないので何度も挫折しそうになりました。でも当時はとにかくやってやるぞという気合でなんとか乗り切っていましたね。
先ほど副業のお話がありましたが、どんなお仕事をしていたのですか。
先ほども述べたように副業をしていたのはBtoCのオンラインスクールを運営する会社だったんですが、カスタマーサクセスの部門を立ち上げるということで、会員の解約防止のための施策を打ったり、解約率を分析する仕組みを作ったりしていました。
最初は平日インターゾーンの仕事が終わってからと休日で対応していたのですが、事業が拡大していく中でもう少し入ってくれないかと頼まれて、最終的には週に3日インターゾーンの仕事をして、それ以外は副業にあてるというダブルワーク体制になりました。
副業やダブルワークについて、会社とはどう話し合っていたのでしょうか。
副業のことは始める前に会社に相談していました。反対されることは全くなく、むしろいいね!と言ってもらえました。ただダブルワーク自体はどうなんだろうと思うこともあったので、インターゾーンを辞めることも少し検討したんですが、現業がしっかり回っているのならということで許可をもらえました。結果的には今進めているAI事業のきっかけも副業から繋がっていますし、やってよかったと思っています。
お休みの日は何をされているんですか。
最近子どもが生まれたのでパパとして育児に奮闘しています。あとは会社の人を自分の家に招いてバーべキューをしたりもしますし、自然が好きでキャンプもよくします。
リョウさんの個人的な夢や目標はありますか。
長期的なものはあまり考えていませんが、楽しいことを仕事にしていたいとは思いますね。新事業の仕事もそうですが、ネガティブな要素をなくして明るい未来を作っていけるようなワクワクする活動に取り組んでいきたいです。