【新卒入社社員インタビュー】DX事業部 部長 武井 優
DX事業部 部長 武井 優(タケイ ユウ) 2014年新卒入社
2013年、学生時代に半年間コールセンターでアルバイトを経験し、2014年に新卒でインターゾーンに入社。約7年間、管理部にて法務、労務、情報セキュリティ業務に携わり、管理部全体の業務改善・効率化に貢献。その後DX事業部を立ち上げ、管理部に留まらず社内全体の業務効率化に寄与する。現在は、自社で実践してきた業務改善を社外向けサービスとして提供し、他社の業務課題のヒアリングから解決までを一気通貫で行っている。
DX事業部をひとことで言うと、何をしている部署ですか。
社内外の業務課題解決をシステムツールを用いて支援する部署です。
どんな職種がありますか。
立ち上げてから間もない部署なので明確な“職種”と言えるものはありませんが、業務内容ごとに二つの役割に分類することはできます。一つは、課題解決するための設計図を描く①設計者に当たる役割です。もう一つは、その設計図を基に実際に課題解決を行っていく②構築者にあたる役割があります。
①設計者、②構築者とは、具体的にどんな業務を行っているのでしょうか。
①設計者に当たる人は、例えば社外のお客様(会社)の場合、ヒアリングを通してお客様の課題を発見するという仕事があります。お客様が何に困っていて、今後どんな状態にしたいのかを聞き出し、それを基にして解決策が示された設計図を作成します。その設計図を受け取った②構築者に当たる人は、「このツールをこうやって使っていけば効率的に仕事ができるようになるよな」といったことを考えながら、具体的な業務フローの構築やブラッシュアップをしていきます。この構築者たちはそれぞれ、自分の得意なツールがあるので、得意分野に応じて役割が割り振られます。この構築者の役割分担も、設計図を描くのも含め設計者の仕事というわけです。
部門内の雰囲気はどうですか。
ひとことで言うと、「前向き」ですね!
どんなスキルが身につきますか。
お客様の課題を一気通貫して解決するスキルがつきます。インターゾーンの中ではまだ若い事業部ですし、職種が明確になっていない段階だからこそ、プロジェクトに対して一気通貫で関わることができるんですよね。これは、事業部の規模が大きくなって組織として分業が必要なフェーズになってしまうとできないことだと思います。その点、今のDX事業部の規模感は、課題解決の上流から下流まで携われるという意味で一人でプロジェクトを完結できるような汎用的スキルを培える機会に溢れていると思います。
どんな性格の人が向いていますか。
「人の悩みを聞いて解決するのが好きな人」あとは「知的探求心のある人」が向いていると思います。
前者はそのままの通りで、後者はシステムやツールを使用していく上で大事な部分だと思います。システムやツールは日々進化していくものなので、進化に合わせて私たちも学習していかなければなりません。新しいものに対し、興味を持って楽しんでいける性格はDX事業部に向いていると思います。
IT未経験の場合、DX事業部で働くのは厳しいでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。実は、現在エンジニア出身の方はDX事業部に一人もいません。私の場合、新卒入社した時は経理部でしたし、他のメンバーも営業出身の方や和裁士だった方もいらっしゃいます。先ほど言った「性格」面での適性があることの方がDX事業部において重視されています。
DX事業部の好きなところはどこですか。
事業部の雰囲気でお話したところですね。「みんな前向きなところ」です。インターゾーンは変化の多い会社ですが、みなさん共通して、その変化に対応しようと良い方向にすり合わせられる柔軟性を持っているんですよね。私自身、仕事をしていてやりづらいと感じたことは一度もありません。純粋に目の前のことに集中できる環境が整っているのは、問題が起こったときでも、「前向き」でいようとする雰囲気が根付いているからだと思います。
DX事業部としての目標はありますか。
収益性の高い事業部にすることです。今まで以上にこれからの時代は、利益の出る事業を作り、働く人に給与という形で還元できることが重要になってくると思います。収益性の高い事業部を実現するためには、提供するサービスの価値に見合った適正な対価を得るとともに、必要最低限のメンバーで生産性高く業務を行う必要があると考えています。
インターゾーンに入社したきっかけを教えてください。
インターゾーンのコールセンターでアルバイトをしていたことがきっかけでした。
元々、大学卒業後は銀行で働くつもりだったんですよね。銀行に就職するのであれば、営業は避けて通れない道だし、その練習がてらコールスタッフとしてテレアポでもしてみようかと思い、インターゾーンでアルバイトを始めたんです。ちょうどその時期は銀行から内定をもらって、もう少しで就職するくらいの時だったんですが、自分の選択に自信が持てず「本当にこれでいいのか?」なんて思っていたんですよね。
そんな中、カガミヤマさん(代表)にインターゾーンへの入社を誘われまして、、、。最初は冗談半分だと思っていましたが、何度か一緒に食事をしながらお話する中で本当に誘ってくれているんだと気づき、いつのまにかインターゾーンに入社していました。決め手というのはないのですが、アルバイトを通して銀行よりインターゾーンの方が自分に合っているとは感じていたので、そういった直感に決断を後押しされたということです。
結果的に内定を断ったタイミングが入社直前だったので、銀行の方には迷惑をかけてしまったなと、、、。10年以上前ですが、あの時は本当に申し訳なかったですね。
DX事業部に立ち上げることになった経緯を教えてください。
自分の意志で新しいことに挑戦したいと手を上げたのがきっかけでした。
私は元々、新卒では管理部に所属していました。働いていく中で一時期、管理部の業務に合わせてDX関連の業務を兼任していた時があって、業務内容に重なりがあったことからもそういった働き方ができていたんですね。ただやっていくうちに、両輪で業務を行うのは難しくなってきまして、それで新しい挑戦の意味も兼ねて「DX一本でやっていきたい!」と社長に伝えました。カガミヤマさんも快く受け入れてくださって、最終的に新しくDX事業部を立ち上げるというところに辿り着きました。
インターゾーンのどんなところが好きですか。
自由に挑戦できるところですね!
もちろん「責任」は発生します。ただ後ろ向きな意味での「責任」ではなく、自分がやると言った以上、最後までやり抜くという前向きな意味での「責任」です。私は、やり切る過程こそが楽しいものだと感じています。挑戦したいことを最後までやり切らせてもらえる環境があることがインターゾーンの好きなところです。
これまで働いていて大変だった経験はありますか。
基本的には無いです。
仕事をする中でその場その場で悩んだことはありますよ。ただ、楽しいことを楽しんでやろうとしているので、大変だと感じることは基本的にはですね無いですね。社内の人間関係が良くない場合は、楽しいはずのことも楽しめなくなってしまいますが、世間一般的にインターゾーンの人間関係は良好な方だと私は思います(笑)。
どんな学生時代を過ごしていましたか。
中学時代は、ずっとサッカーしかしていませんでした。朝6時に学校に行って、誰もいない中一人でボールを蹴っていました(笑)。サッカー選手を目指していて、本当に小学~中学生の頃はサッカーだけをしていました。
ところが、高校生になって怪我をしてサッカーを辞めることになったんです。その後、サッカーを辞めた高校2年生の時期はひたすらぶらぶらして遊んでいましたね。まぁ、そうやってぶらついていたのも楽しかったんですが、だんだんと飽きてきて、何か目標をもって頑張りたいと思い始めて、高校3年生になってからは受験に力を注ぐことにしました。受験は明確な目標が立てやすく、頑張っていくうちに勉強が好きになったんですよね。
その後は無事に受験も合格でき、大学生となり、今度は長期留学をしたいと思うようになりました。中学生のころ短期で留学に行ったことがあって、いつか長期で行ってみたいと思っていたんですよね。大学2年生が終わる頃、スコットランドのグラスゴーという場所に1年間、留学に行きました。最初の半年は大学付属の語学学校で英語を学び、残り半年は現地の人と現地の大学の授業を受けていました。いろんな国の友人ができて、ドライブしたり海にいったりして遊んでましたね。今思うといい経験だったなあと感じます。
あとは、旅が好きで九州から北海道まで日本縦断の一人旅をしたこともありますね!
こんな感じの学生生活を送っていました。
最近の趣味やハマっていることはありますか。
ハマっていること、、、。趣味がないのが悩みなんですよ(笑)。
強いて挙げるとすれば、読書が好きですね!Kindleでいろいろ読むんですけど、「世界観のデザイン」という本が好きですね。具体的なツールの使い方を学びたいというより、事業をどういう世界観でつくっていきたいかといったことを考えるのが好きで、今のDX事業部と重ねて考えながら読んでいます。
タケイさんの自慢できることを一つ教えてください。
好きになったことを必死に突き詰められることです!
私が日々、大切にしている考え方があるので少しお話させていただきますね。「好きで楽しんでやっていると得意になり、得意になると人から必要とされる」という考え方です。人から必要とされるということはつまり、対価をいただくことができるということになります。「好き→楽しむ→得意になる→必要とされる」というこのサイクルを意識的に回していくことが仕事においても大切で、私の得意なことなんだと思います。
最後に、仕事面以外でタケイさんの夢はありますか。
「ない」といってしまうと少々寂しく聞こえますが(笑)、あまり長期的には決めないようにしているというのが私なりの答えです。
時代によっていろいろ変化しますし、何よりも「毎日時間を割いて向き合っていることをちゃんと楽しみたい」という考えが根底にあるので、これを5年後も10年後も続けていきたいと思っています。どこかで悪い循環にはまらないようにするためにも、日々楽しんで過ごしていくことが続く今後の見通しです!